スゴい宴会芸

古くから受け継がれる「和もの大道芸」

●一発ギャグが炸裂する南京玉すだれ●


和もの大道芸として、まず紹介したいのは南京玉すだれです。最近は、目にすることが少なくなったので、「それって何?」…という人も多いでしょう。南京玉すだれとは「あ、さて、あ、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ〜」という風に、軽やかなリズムに乗って、竹製のすだれを釣り竿や日米国旗、東京タワーなど、さまざまなものに見立てる芸のことです。最近の感覚でいえば、すだれを使っておこなう「一発ギャグ」といったところでしょうか。
南京玉すだれではこの一発ギャグを、リズムに合わせて次々と披露していくところに面白さがあります。すだれをさまざまな形に素早く変形させるにはコツが必要ですが、ギャグのセンスに自信がある人は、ひとつチャレンジしてはどうでしょう。なお、南京玉すだれで用いるすだれは、インターネットなどで簡単に手に入れることが可能です。



    ●ときには火炎放射器にもなる人間ポンプ●


    宴会芸の範疇を超えているかもしれませんが、まさに「すごい」の一言に尽きるのが人間ポンプです。人間ポンプは、金魚やヘビなどを丸呑みし、しばらくしたあとに生きたまま出す…という芸です。あるいは、ガソリンを飲み込んで火炎放射器のように炎を吹くといった、素人ではとうていまねできない技もやってのけます。もちろんこれらを宴会で披露できれば一躍スターの仲間入りですが、ろくな練習もせずにおこなうと飲み込んだ金魚は出てきませんし、はたまたヘビに舌を噛まれたなど大騒ぎになってしまうことでしょう。もしも、宴会で披露するぞという強い意志があるのであれば、人間ポンプを演じている大道芸人さんに一度弟子いりすることをオススメします。

    ●思わず食指が動くバナナの叩き売り●


    「口上商人」という言葉をしっているでしょうか。口上商人とは江戸時代の言葉で、巧みな弁舌を駆使して、商品を売る商人のことをいいます。バナナの叩き売りもこの口上商人がおこなっていた商売のひとつで、ご自慢の話術を使って商品を売ろうとする商人と客との、駆け引きの妙が見物です。
    宴会でおこなう場合にはバナナではなく、ちょっとしたプレゼントを用意し、高く売ろうとする演者と、それを買おうするその他の人に分かれてやりとりすれば、より面白く盛り上がることでしょう。なお、演者は買い手の押しに負けないよう、素早い頭の回転が必要です。とっさのツッコミにも対処できるよう、日頃から頭を柔らかくしておきましょう。
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